ニュース
英リヴァプール、7%の生徒がセクシュアリティにかんするいじめ経験
2008/05/07 22:41
イギリス・リヴァプール市とLGBT権利団体ストーンウォール(拠点ロンドン)が同市内の学校に通う生徒を対象に実施した調査で、7%の生徒が、セクシュアリティを理由としたいじめに遭った経験があることが明らかになった。3月31日、リヴァプール・デイリー・ポスト紙(電子版)が伝えた。
性別別にみると、男子生徒では11%、女子生徒では3%がセクシュアリティを理由としたいじめを経験。いじめに遭ったと答えた生徒のうち、「教師がいじめを把握していたと思う」との回答は約60%にのぼったが、うち、いじめを教師に報告したと答えたのは1名だけで、この生徒は「いじめの理由がセクシュアリティだったことを言えないと感じた」という。
キリスト教系の学校に通うLGBT学生では75%がホモフォビック(同性愛嫌悪的)ないじめを経験しており、非宗教系学校に通う生徒に比べ、いじめを教師や親に報告しない傾向が高かった。
いじめの形態について聞いたところ、92%が言葉による暴力、76%が悪意あるうわさ、62%が威圧的視線、58%が無視や仲間はずれ、41%がインターネット上のいじめ、41%が身体的暴力、30%が恐喝、17%が殺害の脅迫を受けたと答えた(複数回答)。
ストーンウォールが昨年公表したデータによると、イギリスでは、LGBT学生の41%がホモフォビア(同性愛嫌悪)によるいじめ、12%が性的虐待、17%が性的指向を理由とした殺害の脅迫を受けた経験を持つ。今回のリヴァプール市の調査では、セクシュアリティを理由としたいじめに遭った生徒は、学校を休みがちであることも分かっている。(関連記事)(翻訳・編集 ゲイジャパンニューススタッフ) |