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コペンハーゲン市、同性カップルの里親承認=デンマークでは初
2008/04/30 17:45
コペンハーゲン市は、何らかの事情で親と暮らせない子どもたちを親に代わって養育する里親制度で、2組の同性カップルについて里親としての資格を認め、「里親リスト」に登録することを決めた。先月31日、Nyhedsavisen紙の報道として、コペンハーゲン・ポスト紙(電子版)が伝えた。
デンマークで同性カップルが里親への登録を認められたのは初めて。コペンハーゲン市フォスター・ケア・センターのクラウス・ウィルマンさんは、「同性愛者に対しては未だに根強い差別があり、同性カップルが異性カップルと同程度、実際に里親になれるかどうかは分からない」と述べた上で、ゲイ・カップルやレズビアン・カップルも、異性カップル同様に、里親として資格を十分に有していると信じていると話している。
一方、市の決定への反対の声も聞かれる。デンマーク政府や議会に対し、倫理問題について公的な助言を行う「倫理審議会」の委員のひとりは、同性愛者の個人としての権利は認めるとしながらも、「(同性カップルが)里親となるべきではない」と述べ、「当局は、私たちの社会において何が普通かを決めるべきで、異常なものを支持するようなことがあってはならない」と非難。
これに対しウィルマンさんは、同性カップルに養育される子どもが、学校でからかわれたりなどの問題に直面することはあるだろうとしながらも、「里子にとって安定的な家庭環境を用意できる同性カップルの(里親としての)可能性を、ホモフォビア(同性愛嫌悪)によって妨げるべきではない」と話す。
デンマークでは2003年、ヘンリエッテ・ケアー社会福祉相(当時)の下、同性カップルも里親登録の資格を有するとして里親法を改正。現行里親法は、子どもは「子どもの発達にとって、もっともよい環境を提供できる」里親の下に預けられるとしている。(翻訳・編集 ゲイジャパンニューススタッフ) |