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ウズベキスタン政府が米国系非営利団体を弾圧
2007/03/20 14:00
(ウズベキスタン)旧ソビエト連邦であるウズベキスタン政府が、米国に拠点を置くヘルスケア支援グループが同国の法律に反して、同性愛者の利益を支援したとして批判している。同国では同性愛は違法であり、最高3年までの禁固刑の対象である。
メディカル・ノンプロフィット・ポピュレーション・サービス(PSI)は、義務付けられた法的書類の提出を出来ず、事務所賃貸契約登録ができなかったと、司法大臣がインターネット上で声明を出した。
また、その声明の中で司法長官は、「PSIは、特に伝統的でない性的指向の人たちの利益を擁護するプロジェクトとして、世界的に知られている。また、米国人実業家フィリップ・ハーヴェイによって設立された同団体は、彼の会社であるアダム&イブ社製の避妊用品使用を促すためにつくられたものだ。」と述べている。
ウズベキスタン政府は、PSIに対し、疑いをかけられている違反を正す猶予として、三十日間を与えた。同政府は、過去にも海外に拠点を置く非営利団体に対し、国外退去処分にする前に条件を明確に示すという措置をとっている。
それに対し、PSIウズベキスタン支部代表ロバート・グレイ氏は、今のところコメントを差し控えているが、同団体ウェブサイトによると、同団体は60ヶ国以上の発展途上国でマラリア、生殖に関するヘルスケア、HIVなどの予防活動に重きを置いているとし、ウズベキスタンでは性感染症予防に力をいれているという。 人権擁護活動家らは、ウズベキスタン国内の同性愛者は、電話を盗聴されたり、出会い系サイトなどを利用することで、同性愛者からお金を騙しとろうとする警察官などによる嫌がらせを受けていると訴えている。
ウズベキスタンでは、2005年5月に東部の町、アンディジャンで起きた残虐的な弾圧に対する国際的批判を受けたあと、西洋諸国が支援する人権擁護団体の多くは、政府により国外退去処分を受けた。人権擁護団体と事件の目撃者は、政府軍によって、少なくとも700人の無抵抗の抗議活動参加者が殺害されたと話しているが、政府はイスラム系武装組織が暴力活動を扇動した結果、187人の死傷者が出たと発表している。
1991年のソビエト連邦崩壊以前から、イスラム・カリモフ大統領が人口2600万人の大半がイスラム教徒であるウズベキスタンを統治している。 |
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