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南アフリカ:20%の同性愛学生がレイプの被害者に
2006/05/10 00:13
(南アフリカ/ケープタウン)南アフリカ・クワズル-ナタル州の10代の同性愛者を対象にした調査が南アフリカ全体にショックを与えている。その調査によると同・両性愛の10代男子学生の20%と女子学生の19%がレイプ、もしくは性的暴行の被害にあっているという。また全LGBT学生のうち1/3の学生が性的指向に起因する暴行を学校内で受けているという調査結果も出ている。
今回の調査は、「アウト・LGBT・ウェルビーイング」と「ダーバン・レズビアン・ゲイ健康センター」によって行われた。主催団体はアフリカ系とインド系の生徒が白人系の生徒たちにくらべ、より被害にあう傾向にあると分析している。 ピーターマリッツバーグ・ゲイ&レズビアンネットワークのアンソニー・ハウゼン氏は「より警鐘をならしたいのは教職員よる暴行だ。われわれはLGBTコミュニティを守る方法を作り出すつもりだし、被害にあった人々に希望を与える方法を模索している。」と述べている。
調査によると同州における同性愛嫌悪は非常に激しく、多くの生徒が医療スタッフが信用できないため健康診断などを拒否しているという。調査団体は、このことがレイプ被害者のHIV検査を阻害し、感染の有無を把握できない状況を作り出していると語っている。この州での同性愛嫌悪の状況はとても深刻で、LGBT学生の5人に1人は自殺を試みたことがあるという。南アフリカは世界でも数少ないLGBTの人々に対して平等な権利を憲法で規定している国として知られている。しかし今回の調査ではその「平等」も草の根までには達していないことを示している。(関連記事) |