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イスラム教シーア派指導者が「同性愛者には最も残酷な方法で死を」と発言
2006/04/02 23:55
(イギリス)ロンドンを拠点に活動するLGBT人権団体「アウトレイジ」によると、イラクで影響力を持つイスラム教シーア派アリ・アル=シスタニ師がウェブサイト上で、同性愛者に対し、残酷な死を与えるよう命じる発言をしている。
シスタニ師の発言は、影響力を持つ聖職者らを交えたプレス・カンファレンスで、ソドミー(注1)や女性同性愛についての同師のイスラム法解釈について質問された際のもの。アウトレイジによると、シスタニ師は「禁じられている。罰せられ、殺されてもよい。(ソドミーや女性同性愛に)関係する者は、最悪の場合、最も残酷な方法で処刑されるべき」と答えた。
アウトレイジのアリ・ヒリ氏は、「シスタニ師による極めて同性愛嫌悪的発言は、シーア派イスラム教徒に対し、同性愛者を捕まえて殺害することを促すことになる。私たちは、イラク人同性愛者やトランスジェンダーの人たちが殺害された件について、シスタニ師個人の責任に因るものと考えている。シスタニ師の思想は、LGBT殺害を容認し、助長するもの」と話し、イラク国民の過半数を占めるシーア派の指導者であるシスタニ師の存在や影響力の大きさを考え、同師の発言は極めて危険なものであると指摘する。
イラクでは、シスタニ師の率いるシーア派は、スンニ派イスラム教徒人口の2倍。
(注 1 )ソドミー:同性間性行為や獣姦など、「反自然的性愛」と呼ばれるもの |