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チェコ共和国:パートナー法案に対し大統領が拒否権を発動
2006/02/24 21:31
(プラハ)チェコ共和国のクラウス大統領は、ドメスティック・パートナーの登録と同性愛者に結婚の権利を与えることに対し、拒否権を発動した。
それに対し、パロウベク首相は大統領の拒否権行使には過半数の投票が必要であり、国会議席における200票のうち、101票を獲得しなければならないとし、あくまでも大統領の拒否権を無効したい考えだ。
クラウス大統領は先週、同性愛者の権利に反対意思を示すであろうと警戒されていた。彼に残されている選択肢はたったの2つ。法案に署名をするか、拒否権を行使するか、どちらかである。これにより本格的な法制化は遅れる可能性もある。
パートナーシップ法案は昨年下院で可決、先月には上院でも可決した。法案にはパートナーシップとしての登録や相続の権利、健康保険の権利と結婚した異性愛者のカップルと同等の保障が含まれている。
しかし、法案にはパートナーシップは結婚ではなく、同性同士の養子受け入れが禁止されている。
パロウベク首相は今回、大統領の拒否権について『最大の過ち』と言及しており、 「大統領自身が持っている、国内の性的少数派に対する偏見払拭を依然として克服できないことは残念極まりない。性的少数派が差別から脱離することを許したくないのだろう。」と文書でも述べている。
また官邸代表のフロマダ氏は大統領の拒否権に対し、「それが今世紀における民主国家の大統領としても、仮にそれが中世の王様であろうと、非常に情けない決断をしたことに変わりはない。」と追い討ちをかけている。 |