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南アフリカ共和国が同性婚を合法化
2005/12/02 02:35
(ケープタウン・南アフリカ共和国)今週木曜日、南アフリカ共和国(以下:南アフリカ)が世界で5番目に同性婚を承認することになった。
南アフリカの最高裁判所は同性愛者のカップルに結婚の権利が与えられないのは違憲であり、「現在における結婚の定義が憲法において一貫性がないと考えられる。」という判決を下した。
また最高裁は国会に対し、12ヶ月以内に結婚法を改定するよう申請。もし時間内に法の改定がなされない場合、裁判所は同性婚を含め、法律を自動的に修正すると命じている。
同性愛者権利グループは判決に対し快く受け入れたものの、同性愛者のカップルが結婚までにあと一年間待たなくてはならないため、カップルの全員が必ずしも喜んでいないと示唆している。
しかしながら今回の最高裁の判決で、長年にわたって繰り広げられた法的な論争に終止符を打つ形となった。
裁判は当初マリー・フォーリー氏とシシリア・ボンスイス氏によって持ち込まれ、彼等は1994年以来パートナー関係にあったが、結婚を受理されなかった。その後、他の7組のカップルが裁判に加わった。
昨年、男女間のみの結婚の定義が同性愛者カップルを著しく差別しているとして、最高裁はこの事態を考慮するよう求められていた。
それを受け、政府当局は最高裁に対し法の改定を要請したが、内務省は法を制定することにおいて最高裁が国会の権力を濫用しており、権力の分立法を侵害していると反論。
「同性パートナーシップは比較的新しい社会現象だ。」と、人々でごった返した部屋で少し笑みを浮かべながら述べているのは内務省代表のマルモ・モーレーン氏。
同性愛者カップルの弁護者側は結婚の権利を拒否することは憲法違反だと主張した。
南アフリカのアパルトヘイト法撤廃後、州ではゲイ、レズビアン、バイセクシュアル、そしてトランスジェンダーの各自が他の人と同等の権利を持っていると定められ、憲法第9条は国内で性的指向によって人を差別してはならないと記されている。
今回の判決は、1988年にソドミー法が改定されて以来、同性愛者にとって最も新しい勝利と言える。実際、ソドミー法改定の翌年には南アフリカのレズビアンやゲイの移民パートナーに永住権が与えられた。
南アフリカでの同性カップルによる養子制度は2002年に合法化となり、翌2003年に政府はドメスティック・パートナーに対する社会保障制度を整えている。 |