IGLHRCによるアクションの呼びかけにご協力を!
先月、パキスタン警察当局に拘束されたトランスセクシュアル男性とその妻について、インターナショナル・ゲイ・アンド・レズビアン・ヒューマン・ライツ・コミッション(IGLHRC)がアクションの呼びかけを行っています。(IGLHRC ACTION ALERT: PAKISTAN: TRANSGENDERED HUSBAND AND HIS WIFE SEPARATED AND IMPROSONED)
アクションに関する詳細は以下のとおりです。
アクションのきっかけとなった事件の概要
先月、トランスセクシュアル男性シュメール・ラージさんと、シャージナ・タリクさんは、タリクさんの身内による暴力からの保護を目的に結婚した。ラージさんは女性として生まれ、16年前に性別適合手術を受け、現在は男性として生活している。
ラージさんとタリクさんは、タリクさんの保護を求めて裁判所に相談したが、先月初め、パキスタンの高等裁判所は、ラージさんの性別について虚偽の申告が行われた疑いで2人に対し逮捕令状を出した。
ラージさんは、性別適合手術により子宮と胸を除去しており、男性として生活しているものの、裁判所は、ラージさんが女性であると判断し、2人の結婚が、パキスタンの法律では禁じられている同性婚にあたると指摘。
ラージさんとタリクさんは、1万ルピー(およそ3万円相当、6月2日現在)の罰金と、3年の禁固刑を命じられ、現在それぞれ別の女性刑務所に収監されている。(関連記事)
IGLHRCが呼びかけているアクション
IGLHRCは、タリクさんとラージさんをサポートするため、パキスタンにある関連人権団体と連絡をとり合っています。また、タリクさんとラージさんの逮捕を不当として、2人の無罪を、パキスタン最高裁に訴えるため、パキスタンにいる2人の弁護士とも連絡をとり合っています。
<アクション>
タリクさん(Ms. Tariq)とラージさん(Mr. Raj)を精神面からサポートするため、あなたの支援の声をメールで届けて下さい。メールは、刑務所にいる2人とコンタクトをとっている、パキスタン北部の都市ラホールのASRリソース・センター代表ニガット・サイード・カーン(Nighat Saeed Khan)さんにお送り下さい。ニガット・サイード・カーンさんのメールアドレスは、nskhan46@yahoo.comです。メールの件名は、ラージさんとタリクさんに宛てたサポート・メッセージであることが分かるようにして下さい。
※メールは英語でお送り下さい。以下の例文をご活用下さい(コピー、ペーストしてお使い頂いても構いません)。
また、お送り頂くメールは、IGLHRCのアジア太平洋諸島調査政策担当グレイス・プーア(Grace Poore)さんへもCcまたはBccなどでお送り下さい。(グレイス・プーアさんのメールアドレスgpoore@iglhrc.org)
パキスタン国外からの応援メールはとても重要です。ラージさん、タリクさんが裁判で勝利するために、大きな精神的サポートとなります。
<応援メールの例文>
件名:Support for Ms. Tariq and Mr. Raji
本文:
Dear Ms. Tariq and Mr. Raji
Hello. I’ve come to know what happened to you two. I’m really sorry to hear it.
I’d like to send you my letter of support because I believe you two are not guilty at all. Please keep in mind that my heart of support is there with you.
I hope and believe that the Supreme Court will find you not guilty and you will be released soon.
Sincerely yours,
(あなたのお名前)
(国名(Japan))
IGLHRCについて
IGLHRCは、性的指向や性表現、性自認やHIVの有無に基づく差別や虐待の対象となっている個人や集団について、すべての人びとが完全に人権を享受できるよう、活動を行っている国際人権団体です。
IGLHRCウェブサイト(英語、スペイン語)
http://www.iglhrc.org/site/iglhrc/